おみくじの運勢の順番と意味は?
一般的な「おみくじの運勢の順番」は、このように2種類あります。
どちらが正しいという訳ではなく、2種類の解釈があるので、両方とも正しいです!
ただ、ケース1で解釈されている神社が多いようです。
大吉の意味と考え方
絶好調な運気。または、神様からの応援がある。
大吉は最高の運気を示します。これは非常に幸運で、成功や幸福が期待され、大きな変革や好機が訪れることを象徴します。
ただし、良い時には邪魔が入りやすく、今がピークと意識して、向上心を持って努力をするべきです。将来的に、もっと素晴らしい時期が待っている可能性があります。
吉の意味と考え方
好調な運勢。当面は安心感があります。これからの未来も良い方向に向かうことでしょう。
また、吉の時は、今を大切にしつつも、適度に冒険をするチャンスです。安定感を活かしつつ、新しい経験にも挑戦してみましょう。
中吉の意味と考え方
悪くはないが、大吉よりも控えめな運勢(寺社により評価が異なる)。しかし、将来は良くなる可能性が期待できます。
今を大切にしつつも、少しずつ自分を向上させる取り組みをしましょう。地道な努力が未来の良い流れを生むかもしれません。
小吉の意味と考え方
ちょっとした幸せ。凶よりは良いけれど、でもそこまで良いわけではない小吉は、「低迷期から脱出し始めた」サインです。
小吉の時は、過去に縛られず、将来への期待も忘れずに。現状にとどまる方がどんなに安全に思えても、変化を選んだ方が良いでしょう。
末吉の意味と考え方
これから吉に向かっていく運勢。現状は芳しくないかもしれませんが、悲観的にならず信じることが肝心です。未来は明るくなります。
未来に期待し、今この瞬間も受け入れ、楽しみましょう。良い流れがやってきています。
凶の意味と考え方
良くない兆候がありますが、今が底。自身の行動を見つめ直して改善すれば、運勢は上昇する可能性があります。
凶の時は、現状を冷静に見つめ、自己改善に取り組みましょう。悪い流れを断ち切り、前向きな変化に繋げる努力が必要です。
おみくじを引くのは参拝前?参拝後?
参拝後です!
まず、神社やお寺を訪れたら、まずは参拝しましょう。
おみくじは参拝後に引くようにします。
お賽銭のマナーと選び方
- お賽銭には2つのスタイルがあります。
- お祓い: 投げることで神聖な力を得る。
- お供え物: 静かに納めて感謝の気持ちを示す。
- 初詣などでのお賽銭は、神様への挨拶ですので、投げずにゆっくりと賽銭箱に納めると良いかもしれません。
- 金額には決まりはなく、ご自身が「心地良いと感じる金額」でOK。
おみくじの内容の意味解説
おみくじの中には神仏からのメッセージが込められています。
以下は主なおみくじの内容とその意味です。
- 願望: 自分の願い事が叶うかどうかを示します。
- 恋愛: 片思い・両思いを含めた恋愛の行方を示します。
- 待人: 恋愛のみならず、自分の運命にとって重要な人物が現れるかどうかを示します。
- 走人: 自分のところから去る人がいるかどうかを示します。別れや離れ離れになる可能性があることを示唆しています。
- 縁談: 結婚に関する良縁があるかどうかを示します。
- 商売: ビジネスに関する運勢を示します。仕事や事業において成功が期待できる時期かどうかが分かります。
- 失物: 物に限らず、探しているものに出くわすかどうかを示します。
- 住居:転居や新築に関する良縁があるかどうかを示します。
- 旅立: 遠出のみならず、近場の外出や旅行に関する運勢を示します。
- 健康: 病気や怪我があるかどうかを示します。もし病気があれば、治癒までの期間についても分かります。
- 学問: 試験や勉強の結果に関する運勢を示します。
- 争事: 裁判や試合といった、誰かと争ったり競ったりする事柄に関する運勢を示します。
- 抱人: 自分のところで雇っている人に関する運勢を示します。
おみくじの正しい引き方と開運ポイント3つ
お願いは具体的な質問にする
例えば「私の未来はどうなるでしょうか?」
これは、具体的なテーマや問題がなく、広範で漠然とした未来に関する質問です。「〇〇さんとの未来に将来性はありますか?」など、具体的な質問によって、自分の思いが明確になり、神様の答えもより理解しやすくなります。
吉凶は目安
吉凶のラベルはあくまで目安。神様のお告げは和歌で表現されます。ですから、吉凶に一喜一憂するのではなく、願い事や悩み事に関する答えは和歌や解説の文章に注目しましょう。
和歌のアドバイスを大事に
半数以上のおみくじには神様の言葉が和歌として込められています。大吉でも、凶でも「言葉」を読ませるための手段として引くことがあります。その言葉は、アドバイスやメッセージとして非常にわかりやすいものが多いです。
和歌を大事に読み解き、そのメッセージを心に留めましょう。
おみくじを引いたあとは結ぶ?持ち帰る?
おみくじを引いた後、結ぶか持ち帰るかは神社やお寺によって異なりますが、特に厳密な決まりはありません。
悪い運勢は木に結び、良い運勢は持ち帰るという風習がある神社やお寺もあります。しかし、必ずしもこれが絶対的なルールではありません。それぞれの作法を簡単にまとめます。
結ぶ場合
おみくじを結ぶ場合は、指定の場所で行いましょう。
境内に結んだり、納札所に納めたりすることが一般的です。この行為は神仏との縁を結ぶものとされています。
持ち帰る場合
おみくじの保管場所は?
持ち帰る場合は、その年のうちは大切に保管するのが一般的。カバンや財布に入れてもOKです。
自宅に保管する場合は神棚や机の引き出しが適しています。
おみくじの処分方法は?
おみくじを処分する際には、「どんど焼き」や神社・お寺の「古札入れ」・「返納箱」を活用することが考えられます。
もし神社やお寺に行けない場合は、燃えるゴミに出すことも選択肢です。ただし、事前に塩で清めてから手放すと良いとされています。
おみくじを引いた後の結び方や持ち帰り方は、神社やお寺の風習や、ご自身の信仰に合わせて行うと良いでしょう。
おみくじを引く回数のポイント
初詣で引いたおみくじがあまり良くなかったとき、もう1度引きたいという気持ちはよく分かります。ただし、おみくじで大切なのは吉凶よりも、具体的に何が書かれているかでした。
何度も引くこと自体はOKですが、神様からのメッセージを今後の生活に役立てることが大事。
何度か和歌を声に出して読んでみることで、より深く神様からのメッセージを理解できるかもしれません。
何回引いたとしても、和歌に込められたメッセージを大切に読み解いてみてください。