マインドフルネス瞑想は、グーグルが社員研修で取り入れていることで有名ですね。
他にも、アップルやナイキ、ヤフーなども瞑想を取り入れていると発表しています。
多忙な生活を送っていても、マインドフルネス瞑想をする時間を作るだけの価値がある!と確信しているので、記事にしました。
マインドフルネスの意味とは?
マインドフルネス(mindfulness)とは、“今の瞬間に、起きていることだけに意識を集中させること”です。
つまり…『今を全力で生きる!』ということなのですが、もう少し掘り下げてみます。
例えば、「失敗したらどうしよう…」や、「今まで成功したことがないから無理…」と考え過ぎて、行動できないことがあるかもしれません。
私たちの思考は放っておけば、過去の後悔や、未来の心配など今ではないどこかに行ってしまうものです。
マインドフルネスは、思考が消えた状態です。先入観を持たず、良い悪いを判断せずに人生を見るとき、あなたはマインドフルネスの状態にあります。
何かに集中しようとすると、緊張状態になります。マインドフルネスはその反対で、リラックスしながらも、何かに没頭している状態。遊んでいる子供のようなイメージです。
こうでなければならない!と自分自身や他人をコントロールするのをやめて、流れに身をまかせるとも言えます。
誰もが、子供の頃は自然にマインドフルネスでしたから、その状態を思い出していくことは、そんなに難しくないと私は信じています。
マインドフルネスの効果7つ
マインドフルネスが、今これだけ世界中で注目されている理由には、科学的根拠をもとに効果が続々と発表されていることが挙げられます。
それでは、具体的にどのような効果があるのか、ご紹介していきます。
ストレス軽減
深いリラクゼーション効果が、心身の活力を取り戻してくれます。
仕事や人間関係などのストレスが蓄積する前に処理することができるので、心身ともにストレスと無縁になれるはずです。
疲れにくい身体になる
これまで蓄積していた疲労が解消されて、睡眠の質が向上します。また、免疫力もアップすることが分かっています。
タイミングが良くなる
人や物事とのタイミングが合うようになり、トラブルに合うことが少なくなります。
絶妙なタイミングで、物事がスムーズに流れていくのを感じる方が多いです。
夢中になれる
頭がクリアになるので、今この瞬間にエネルギーを注げるようになります。
「今やるべきこと」以外のことに注意がそれたとしても、すぐに意識を戻せるはずです。
いつも平常心でいられる
自分の感情に飲み込まれずに、少し高い位置から俯瞰するので、冷静でいられるようになります。
複数のプロジェクトが同時進行していたとしても、素早い判断ができますし、周りがスローモーションに見えてきたと言う人もいます。
願望が叶いやすくなる
本当に求めていることに、自然と導かれていくので、時間が経つもの忘れて夢中になることが多くなります。
人によっては、雲の上から誰かが見守っていて、願望が叶うように指示してくれているような感覚があるかもしれません。
揺るぎない安心感に包まれる
多くの人が、仕事や人間関係、お金、健康などに漠然とした不安を抱えていると思います。
でも、マインドフルネスでいると、全てはうまくいっている感覚や、守られているような安心感があります。
マインドフルネス瞑想のやり方
マインドフルネスを実践するための、最高の方法が瞑想です。
瞑想を続けていると、あなたの中にあるマインドフルネスを育てていくことができます。
呼吸を観察して“今、この瞬間”に意識を向けます。
ここで、アメリカで代替医学や瞑想の第一人者として知られる、ディーパック・チョプラ博士が教えているマインドフルネス瞑想をご紹介します。
①なるべく静かな場所で、椅子や床に座ります。
②手は、手のひらを上に向けて膝かふとももの上に置きます。
③軽く目を閉じます。身体が自然にまっすぐになるよう、顔は少し上に向けます。
④大きく息を吸って、ゆっくり吐くと同時に、呼吸に意識を向けます。途中、思考が浮かんできたら、そっと呼吸に意識を戻し、10分間続けます。
参考:『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』渡邊愛子
②自分の呼吸を何も考えず、息が出たり、入ったりする、その空気の流れを感じます。
ここでは、初心者向けに10分としていますが、可能であれば30分やってみてください。多くの人が、20分を超えてから深い瞑想に入っていくからです。
瞑想の効果は、瞑想後の日常に現れます。
続けていけば、瞑想した1日とそうでない日の違いが分かると思います。
それくらい瞑想するかしないかで変わってくるので、ぜひ習慣にすることをお勧めします。
コメントを残す